平成20年通信利用動向調査の結果概要(総務省)の紹介の3回目です。
今回は、「企業のICT利用の進捗状況」になります。
1.ビジネスブログ、SNSの開設率
- ビジネスブログ・SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を開設している企業の割合は、10.5%
- 特に、サービス業・その他で開設率が高い。
⇒ 無形性が特徴のサービス業では、ブログの効果は極めて高いといえる。
また、商品やサービスだけでなく、経営者やスタッフの人柄や人間味を伝えることで、
"このお店の商品を購入したい・サービスを受けたい(愛顧性)"に加え、
"このお店を応援したい"という気持ちを抱かせることにもつながっていく。
2.電子商取引の実施状況
- 電子商取引(インターネットを利用した調達・販売)を実施している企業の割合は、50.6%
- 業種別では、「製造業」57.4%と最も高く、次いで「金融・保険業」55.7%
3.インターネットを利用した広告の実施状況
出典:平成20年通信動向調査結果の概要(総務省)
- インターネットを利用した広告の実施企業は、31.0%
- 産業別では、「金融・保険業」47.2%、「サービス業・その他」39.7%と続く。
- 行った広告の種類では、「バナー広告」45.1%が一番多いが、前年と比べると7.6ポイントの減。
一方で「テキスト広告」が5.3ポイント増の32.0%
4.情報戦略統括役員(CIO)の設置状況
- 「専任」のCIOを設置している企業は5.4%
- 「専任」に「兼任」も含めた場合、33.0%の企業で設置
⇒ 社内に人材がいない場合、外部の専門家(例えば、ITコーディネータ)を活用することも一案。
5.従業員に対するICT教育の実施状況
- 従業員に対するICT教育を実施している企業は、47.7%
- 教育内容は、「社内のICT関連教育・研修プログラムの実施」21.4%、「社外のICT関連教育・研修プログラムへの参加」17.7%と続く。
- 「行っていない」と回答した企業も約5割あり、企業内におけるICT教育が必ずしも十分ではないことをうかがわせる。
⇒ ITコーディネータを活用して、継続的に従業員教育を行っていくことも考えられる。


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