経営革新塾(静岡商工会議所主催)の第5回目は、静岡県立大学経営情報学部の岩崎邦彦教授「スモールビジネス・マーケティング 」でした。
世の中には腐るほどマーケティングの本やセミナーがあふれているけど、
はっきり言って、中小企業や個人事業主には実践できないことって多いと思う。
"小さいことは、いいことだ!"
なんて、食いついちゃいますよね。
(決して、私が小さいからではありません。)
また、ターゲットとして、「ニッチ市場を狙え」というのではなく、
「小さな企業にひかれる人々を狙え」という発想は、私にはすごく新 鮮でした。
うまくいえないけれど、「ニッチ市場を狙え」というのはどちらかというと
売り手側の発想のような気がするのに対して、
「小さな企業にひかれる人々を狙え」というのは買い手側の発想に近い気がしました。
ところで、ここで問題(講義に出てきた問題)。
(急須で入れる)「緑茶」と聞いて、思い浮かべる語句は、何です か?
ちなみに、東京都と神奈川の消費者811人に聞いた調査だそうです。
あまり深く考えないでください。
消費者の気持ちになって、直感的に思いついた語句をお答えください 。
正解は「続きを読む」から
多い順に、
- 一息(一服など同類義語も含む)
- やすらぎ(癒しなど含む)
- 茶葉
だそうです。ちなみに、私の回答は「一服」でした。
ここで重要なことは、上記1,2の情緒的な語句で8割以上を占めており、
「カテキン」「茶葉」「健康」など機能的なイメージはほとんどない ということ。
ちなみに、ペットボトルの場合は、
- 手軽・便利
- 健康
- さっぱり、すっきり
だそうです。
ここからわかることは、
- 茶葉とペットボトルでは求めるものが明らかに違い、単純にペットボトルが茶葉を代替したという考えはあてはまらないこと。
- 健康志向や機能性で緑茶を売り込んでも、ペットボトルには勝てないこと。
(大企業なら宣伝広告で消費者イメージを変えることも可能かもしれないが、中小企業では不可能。)
です。
改めに言うまでもありませんが、戦略の間違いは戦術で取り返すことはできません。
顧客志向や消費者志向が出来ていましたか?


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